恋は三年で冷めると申します。

俗に感情が継続するのが3年なんだそうな。3年を目処にゆっくり冷めていって、最終的には離れていく。3年経つと転職する人が出てきたりするのもそういうことなのでしょうね。出会った時は「運命かも」と感じたけど、時間が経つにつれてマンネリ化していく。そんな中、新しい出会いを見つけたら目移りするのなんて、言ってしまえば当たり前なのです。
 
恋に話を戻しましょう。3年経っても相手を好きでいられていますか?個々人同士の恋でも構いませんし、アイドルや俳優への恋でも構いません。ふとした拍子に『余計なもの』が目に写って、別に誰も悪くないのにふと感情が冷めてしまった。そんなことはありませんか。例えば、彼女のスマホの待ち受けがイケメンアイドルだったとか、彼氏のインスタのフォローに美人のお姉さんが居たとか。または、塩対応アイドルなんだと思っていたら他のファンがめちゃめちゃファンサされてるという話を耳にしたり、匂わせしてくる俳優だったり。

 

こんなの、誰も悪くないとは思いませんか。彼女のスマホの待ち受けは彼女が自由に決めていいものだし、彼氏が誰のインスタをフォローしていようが、関係ありません。たまたまそのファンがそのアイドルに対して貢献的な立場の人だったのかもしれないし、俳優だって人間です、彼ら・彼女らにも愛する人が居るのです。そしてそれは誰かを裏切ることにはならないはずなのに、それを見た自分は「裏切られた」などと勝手に思うのです。簡単に言ってしまえば嫉妬ですよ、嫉妬。そして「そんなことする人だったんだ」と冷めていくのです。
 
昔々に書いた言葉をここに残そうと思います。
「人は都合が悪くなれば直ぐに裏切る。心の拠り所にしたら、裏切られるのは自分だ。」
どうも、人間不信です。
 
 前書き終わり。
 
 刺々しい話ばかりで、心が元気な時じゃないと読めないブログだろうな、と2本目にして既に思っています。うっかり開いたそこの貴方、運が悪かったんですね。今年最後の厄落としと言うことでどうぞ。塩です。
こう言うのは何と表現するのが良いんですかね。エッセイといえばエッセイなんですが、100%私の話という訳でも無く。「悪意あるエッセイ」と表現しておきましょうか。まんまですね。ここでしか読めませんよ、きっと。巷にあるエッセイなんて大体最後はキラキラしたお話で終わるんですから。人間そんなキラキラして生きてる人なんて一握りですよ。
 
ここで間違っても「キラキラしてる向こう側には弛まぬ努力が」なんて言おうものならただのキラキラ奨励になってしまいますが、そうじゃないですよ。起きて、ご飯食べて、仕事して、寝る。そう言う生活をしている人の方が圧倒的多数だと申し上げております。生活の中にたまたま上手くいった出来事を大々的に見せびらかしたがるからキラキラしている様に見えるので有って、なんでもない日の方が多いに決まってるじゃないですか。リモートワーク生活している私が週に家から出る回数と家から出ない回数、多分同じか出ない回数の方が多いんですよ。
 
人間、キラキラしてるものって大好きでしょう。私も好きです。光り物も含めですが。だからついついキラキラの真似っこがしたくなるんですけど、キラキラは結局選ばれた人間にしか降り注がんのです。つまり大凡の人間はキラキラすることは諦めた方が生きやすい様に出来ています。コンビニ弁当、ゴミ出し週1、怠惰な生活。自分が生きやすいならそれで良いじゃん。やる気スイッチなんてそう簡単に入るわけないでしょうが。
 
恋をすればキラキラする人もいるかもしれません。若い子はみんなそうよね。私がまたキラキラするのはいつなんですかね。まぁどうせ3年経てば元通りなんでしょうが。