無題

私は絶世の美女じゃない。きっとこの世を生きる数多の女性が自分の見目について憂いた過去が一度くらいはあるのではないだろうか。かく言う私もその1人である。もっと背が高ければ。もっとスタイルが良ければ。もっと大きな瞳を持ち、絹のように美しい髪で、鈴のなる様な声をしていたら、今頃誰かに愛されたかもしれない。愛してもらえたかもしれない。これもひとつの無い物強請りだ。

 

ここで「それでも自分のことは自分が愛してあげなきゃ」なんて言おうものなら、いわゆるキラキラブログに“成り下がる”のだろう。私にとっては“成り下がる”ものなのだ。お生憎様。

 

多くの人がそんな思いを抱えても尚、「愛してもらう為に云々」などと曰うのだろう。きっと私も表面上はそう。自分のメイクも、髪型も、ファッションスタイルも、趣味も、誰かに愛される為に定めているものではなく、自己満足に過ぎない。そう、今の下着が真っ赤なレースの下着だったとしても、それは誰かに見せるためではなく、自分が着ていて元気になれるからにすぎない。
 
それでもあえて言おう。私だって愛されたい。
 
前書き終わり。
 
はてなブログでは初めまして。『悪意なんて有っても無くても結果は同じ』だと思っているみずほです。元々はnoteで1年半ほど字書きをしていました。エッセイやコラム擬き、観劇記録と称したレビューやレポ、好きな作品の紹介等々、好き勝手書いておりました。
 
noteを離れた理由は2つ、1つはよく世間で騒がれている“あの件”で不信感を抱いたこと。2つ目は「noteを公式サイト代わりにすれば良いじゃん」と考えた彼らによって業者が蔓延り、フォローバックや「スキ」稼ぎの為の要求めいたフォローや「スキ」を押してくる業者共にうんざりしたこと。そこそこ役に立ちそうな話をしたこともありましたが、そんな話よりも全く中身のない金稼ぎの方法を書いた記事の方が遥かに伸びているのを見て、くだらねぇ場所になったなぁと思った次第です。
 
私の紹介を少し続けましょう。正直申し上げて交流は死ぬほど苦手です。仲良い人とだけ仲良くしていたいタイプなので、仮にコメントを頂いたとしても物凄く素っ気ない態度をとってしまう可能性があります。でも内心は大変喜んでるので、どうぞ悪しからず。ほんとねー、この歳(Over30)になっても人が苦手。前世、虫とかだったんじゃないかね。
 
このブログのタイトル「悪意」。今までは正直可愛こぶりっ子した様な肩書きを好んでいましたが、もう“誰か”に媚びへつらうのが嫌になりました。前書きの話じゃないですが、自己満足の為に始めたのに、誰かの目を気にして言葉の言い回しやら言い方を気にするなんて馬鹿げている。「〇〇な人が傷つくでしょう」なんて言われたって、アンタはどうなのよ、と。もはやそのリアクションには悪意を感じる。悪意が無かったとしても、私に対して文句を言ったのは事実。悪意なんて有っても無くても結果は同じ、とはそう言うこと。
 
例えば、冒頭で「私は絶世の美女じゃない。きっとこの世に生きる数多の“女性”が(略)」と書いたが、この“女性”というワードに最近は過剰に反応してくる人がいたりするでしょう。女性の中にもトランスジェンダーがいるだの、男性はそうじゃないのかだの、女として生まれたかった男はどうなんだだの。ご本人が苦情を提示されるならまだしも、「外野」がやかましいんだよなァ。私は「女」の話をしてるんだよ。そして私は「女」なんだよ。関係ない奴は黙っとけ。相容れないから他所当たってくれ。私にそれを強いたって無駄だぞ。
 
この話を読んで、「コイツは汚い人間だ」と思うか「自分も心の奥底では」と思うかは人それぞれだ。昔から私はモットーとしている言葉がある。
 
「理解しろとは言わない。認識しろ」
 
私はトランスジェンダーや男性や女性として生まれたかった男性がこの世にいることを認識し理解した上でこう言う話をしている。貴方も、こう言う話をする人間がいるってことくらい「認識」しておくべきだ。